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初心者でもわかる「日本の神社と神使(眷属)」

神社をお参りしていると、狐や牛、鳩や鹿の像をよく見かけますよね。私も子どものころは「どうして神社に動物がいるんだろう?」と不思議でした。じつはあの動物たち、神さまの「お使い」なんです。これを神使(しんし)、または眷属(けんぞく)と呼びます。この記事では、神使ってそもそも何なのか、どの神社にどんな神使がいるのかを、初心者でも迷わないようにやさしく整理してみました。読み終わるころには、お参りがちょっと楽しくなっているはずです。

ポイント3行

  • 神使(しんし/眷属)は、目に見えない神さまの意思を伝えたり、力を表したりする「神さまのお使い」の動物。稲荷の狐、八幡の鳩、天神の牛などが代表例
  • お使いのモチーフは、神話・由来・その土地の自然から生まれる。入口を守る狛犬が「門番」なのに対し、神使は「使者」という役割の違いがある
  • 同じ動物でも「公式にお使いと決まっている社」と「地域の言い伝えの社」がある。その違いを見分けるのも、お参りの楽しみのひとつ

そもそも「神使」ってなに?

神道では、山や川、岩や木、動物まで、自然のあらゆるものに神聖な力が宿ると考えてきました。神さまそのものは目に見えませんが、その意思を地上に伝えたり、力を分かりやすく表したりする役目を、ある特定の動物が担う。これが神使です。「眷属」はもともと仏教で「仏さまにつき従う者」を指す言葉でしたが、日本では神道とまざり合い、今ではほぼ同じ意味で使われています。

ここで、まぎらわしい三つを整理しておきましょう。

  • 祭神(さいじん)……その神社でまつられている神さま本人。信仰の中心。
  • 神使(しんし)……神さまに仕え、意思を伝える「お使いの動物」。
  • 狛犬(こまいぬ)……お使いではなく、参道や社殿の前で悪いものを追いはらう「門番・魔よけ」の像。

つまり「神さま本人」「神さまの使者」「入口の番人」と覚えると、頭の中がごちゃごちゃになりません。

では、なぜ動物なのか。理由は大きく三つあります。ひとつめは、神話にその動物が出てくること。たとえば春日の神さまは、白い鹿に乗って奈良へやって来たと伝わります。ふたつめは、暮らしを支える田の神・水の神と結びつくこと。稲を守ってくれる狐が、稲荷のお使いになりました。みっつめは、その土地で身近な生き物が選ばれやすかったこと。こうして「見えない神さま」と「身近な動物」が、自然に結びついていったのです。

ちょっとだけ「社格」の話

この記事の表には「式内社」「一宮」といった言葉が出てきます。これは昔つけられた神社の格付けや枠組みのこと。難しく見えますが、ざっくりこんな感じです。

  • 式内社(しきないしゃ)……平安時代の法令集にまとめられた神社一覧に名前が載る、千年以上の歴史をもつ古社。
  • 名神大社(みょうじんたいしゃ)……式内社の中でも特に重んじられた、格の高い社。
  • 一宮(いちのみや)……昔の国(地域の区分)ごとに、いちばん格式が高いとされた社。
  • 二十二社(にじゅうにしゃ)……平安時代、国の大事のときに朝廷が特別にお供えをした、京都周辺を中心とする二十二の社。
  • 勅祭社(ちょくさいしゃ)……お祭りのときに天皇のお使い(勅使)が遣わされる、特に重んじられた社。
  • 別表神社(べっぴょうじんじゃ)……戦後に神社本庁が定めた区分で、規模の大きな社などが含まれる。

大事なのは、これらは「歴史の中でできた枠組み」であって、今の神社の優劣を決めるものではないということ。「格付けがあるから偉い」のではなく、その社が大切にされてきた歴史を知る手がかりとして見るのが、いちばんしっくりきます。

全国でおなじみの神使たち

まずは、お参りで出会う機会の多い代表選手から見ていきましょう。

狐(きつね)― 稲荷の神さま

神社 主祭神 社格・地位
伏見稲荷大社(京都) 宇迦之御魂大神を中心とする五柱 式内社(名神大社)・二十二社の上七社・旧官幣大社(現在は単立神社)・全国約三万社の稲荷神社の総本宮

稲荷の狐は、神さまそのものではなく、神さまの一族のような「眷属」とされ、特に目に見えない神聖な白狐(びゃっこ)さんとして敬われています。狐がくわえている稲穂・玉・鍵は、豊かな実りや神さまの霊徳を表したもの。お稲荷さんは全国に約三万社あるといわれ、その大もとが京都の伏見稲荷大社です。山全体が神域で、有名な千本鳥居をくぐって登る参拝も人気ですよ。

鳩(はと)― 八幡の神さま

神社 主祭神 社格・地位
宇佐神宮(大分) 八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后 八幡総本宮・式内社(名神大社)・豊前国一宮・勅祭社・本殿は国宝
石清水八幡宮(京都) 応神天皇・比咩大神・神功皇后 二十二社の上七社・勅祭社・本殿は国宝
鶴岡八幡宮(鎌倉) 応神天皇・比売神・神功皇后 源氏の氏神・旧国幣中社(二〇二四年に神社本庁を離れ、現在は単立神社)

八幡さまのお使いが鳩とされる理由には、「神さまをお迎えするとき、白い鳩が道案内をした」など、いくつもの言い伝えがあります。おもしろいのは、総本宮の宇佐神宮そのものより、そこから神さまをお迎えした石清水や鶴岡で、鳩の文化が色濃くなっていくこと。「八幡宮」の額の「八」の字が、向かい合う二羽の鳩で描かれているのは多くの八幡宮に共通する伝統で、鎌倉名物の鳩サブレーも、この鳩がもとになっています。

牛(うし)― 天神(菅原道真公)の神さま

神社 主祭神 社格・地位
北野天満宮(京都) 菅原道真公 二十二社の下八社・旧官幣中社・別表神社・天神信仰の中心
太宰府天満宮(福岡) 菅原道真公 旧官幣中社・別表神社・天神信仰の中心

学問の神さま・菅原道真公のお社では、牛が神使です。公式の言い伝えでは、道真公は牛にちなんだ年(乙丑の年)の生まれ。さらに、亡くなった道真公の御遺骸を運んでいた牛が、ある場所で伏せて動かなくなり、そこがお墓になった。これが太宰府天満宮の始まりと伝わります。だから境内の牛の像は、立った牛ではなく、みんな伏せた姿(臥牛)なんです。頭をなでると知恵を授かる「撫で牛」として、受験シーズンには大人気です。

鹿(しか)― 武の神さま

神社 主祭神 社格・地位
春日大社(奈良) 武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神 式内社(名神大社)・二十二社の上七社・旧官幣大社・別表神社
鹿島神宮(茨城) 武甕槌大神 式内社(名神大社)・常陸国一宮・勅祭社・別表神社
香取神宮(千葉) 経津主大神 式内社(名神大社)・下総国一宮・勅祭社・別表神社

奈良公園の鹿が大切にされてきたのは、ただの野生動物ではなく、春日大社の神さまのお使い「神鹿」だから。最初の神さま武甕槌命が、はるばる茨城の鹿島から真っ白な鹿に乗って奈良へ来た、と伝わるのです。だから鹿のふるさとは鹿島とも言われ、鹿島神宮では今も神園に約二十頭の神鹿が暮らしています。新しい一歩を踏み出すことを「鹿島立ち」と呼ぶのも、この旅立ちの神さまへの信仰から来た言葉です。香取神宮の経津主大神は、鹿島の神さまと対になる武の神さまで、鹿との縁もこのつながりから語られます。

八咫烏(やたがらす)― 導きの神さま

神社 主祭神 社格・地位
熊野本宮大社(和歌山) 家都美御子大神 式内社(名神大社)・旧官幣大社・別表神社・全国の熊野神社の総本宮
熊野速玉大社(和歌山) 熊野速玉大神・熊野夫須美大神 式内社(名神大社)・旧官幣大社・別表神社
熊野那智大社(和歌山) 熊野夫須美大神 旧官幣中社・別表神社

熊野のお使いは、足が三本ある不思議な烏・八咫烏。昔、神武天皇が熊野の険しい山で道に迷ったとき、奈良まで道案内をしたと伝わります。三本の足は天・地・人を表すといわれ、八咫烏は「人をより良い方向へ導く神」として信仰されてきました。熊野で授かる特別なお札「牛王宝印」は、たくさんの烏をかたどった独特の文字で書かれていて、「オカラスさん」とも呼ばれます。進学や仕事、人生の岐路で道を切りひらきたい人がお参りする聖地です。

猿(さる)― 「魔が去る」まさる

神社 主祭神 社格・地位
日吉大社(滋賀) 大己貴神・大山咋神 式内社(名神大社)・二十二社の下八社・旧官幣大社・別表神社・全国約三千八百社の総本宮

滋賀の比叡山のふもと、日吉大社のお使いは猿。「神猿」と書いて「まさる」と読みます。これは「魔が去る」「勝る」に通じる、とても縁起のよい名前。約千二百年前に都が京都へ移ったとき、比叡山が都の鬼門(北東の方角)にあたることから、日吉大社は災いをふせぐ大切な社として敬われ、神猿は魔よけの象徴になりました。境内では今も、この神猿さんが参拝者を出迎えてくれます。

ちょっと珍しい神使

「狐・鳩・牛」だけじゃありません。こんなお使いもいるんです。

狼(おおかみ)― 山の「お犬さま」

神社 主祭神 社格・地位
三峯神社(埼玉) 伊弉諾尊・伊弉册尊 旧県社・別表神社・秩父三社のひとつ
武蔵御嶽神社(東京) 櫛真智命を中心とする御嶽大神 式内社の論社・現在は単立神社

埼玉の三峯神社と東京の武蔵御嶽神社のお使いは、なんと狼。英雄・日本武尊が山で道に迷ったとき、白い狼が道案内をしたという言い伝えから、狼は「大口真神」「お犬さま」と呼ばれ、御眷属(お使い)としてまつられています。狼は魔物や盗人を追いはらう強い守り神。三峯神社では、狼のお札を一年間お借りして家や田畑を守ってもらい、翌年お返しする「御眷属拝借」という習わしが今も続いています。武蔵御嶽神社は、狼が犬の仲間ということもあって、飼い犬の健康を祈っていっしょにお参りする人も多く、ふもとからのケーブルカーは犬もそのまま乗れるようになっています。

蛇(へび)― 神さまの化身

神社 主祭神 社格・地位
大神神社(奈良) 大物主大神 式内社(名神大社)・大和国一宮・二十二社の中七社・別表神社
江島神社(神奈川) 宗像三女神(江島大神) 旧県社・別表神社・日本三大弁財天のひとつ

奈良の大神神社では、蛇は「お使い」というより、神さまそのものの化身とされています。主祭神の大物主大神が、神話で蛇の姿になったと伝わるためです。背後の三輪山そのものをご神体とするため本殿がなく、山に向かって拝むのが特徴。境内の「巳の神杉」には白蛇「巳さん」がすむとされ、参拝者が好物の卵やお神酒をお供えする、めずらしい風景が見られます。湘南の江島神社では、三人の女神さまが仏さまの弁財天と結びつき、弁財天の使いとされる白蛇と、五つの頭を持つ龍の伝説が、財運や芸ごとの信仰として親しまれてきました。

猪・鼠 ― 珍しい「狛○○」

神社 主祭神 社格・地位
護王神社(京都) 和気清麻呂公命・和気広虫姫命 旧別格官幣社・別表神社
大豊神社(京都) 少彦名命ほか(境内の大国社に大国主命) 哲学の道沿いの古社

京都御所のすぐ西にある護王神社のお使いは猪。和気清麻呂という人が悪者にねらわれたとき、三百頭もの猪が現れて清麻呂公を守り、道案内をした。その縁で、入口には犬ではなく一対の「狛猪」が座っています。やがて足の痛みも不思議となおったことから、足腰を守る神さまとしても有名です。哲学の道沿いの大豊神社には、全国でもめずらしい「狛鼠」が。大国主命が野火に囲まれてあぶないとき、一匹の鼠が穴へ導いて命を救った神話にちなみます。ここには狛巳(蛇)・狛猿・狛狐もそろっていて、まるで小さな動物園のようです。

兎(うさぎ)― 月の使い

神社 主祭神 社格・地位
調神社(埼玉) 天照皇大神・豊宇気姫命・素戔嗚尊 式内社の論社・旧県社

埼玉の調神社は、地元で「つきのみや」と親しまれている神社。社名の「調」は、昔、朝廷へおさめた貢ぎ物のことで、それを運び出すのにじゃまだからと、めずらしく鳥居がありません。やがて「調(つき)」が「月」と同じ読みであることから、月をまつる信仰と結びつきました。月といえばうさぎ。そのため、犬の代わりに「狛兎」が入口を守り、手水のうさぎが水をはく姿も見られます。「ツキ(運)を呼ぶ神社」として人気の、かわいらしいお社です。

「神使」と言い切りにくい仲間たち

ここがこの記事のいちばん大事なところ。じつは、とても有名でも「公式にお使いと決まっている」わけではない例があるんです。ここを知っておくと、にわか知識ではない一段深い理解になります。

  • 伊勢神宮の鶏……伊勢では境内を鶏が歩いていて「神鶏」と呼ばれます。ただ、公式に「神使」と言い切るというより、神話と儀礼に深く根ざした特別な鳥です。天岩戸の神話で、隠れた天照大御神を岩戸から誘い出した「常世の長鳴鳥」が由来。二十年に一度の式年遷宮では、いちばん大切な場面で神職が暗闇の中、三度「カケコー」と鳴きまねをして合図にします。なお伊勢神宮は、全国の神社のおおもと(本宗)であり、ふつうの社格の枠を超えた別格の存在です。
  • 出雲大社の兎……境内にたくさんの兎像があって、兎が神使のように見えます。でも出雲大社が「御使神(お使いの神)」として位置づけているのは、じつは海からやってくる龍蛇神。兎は「因幡の白兎」の神話に由来する縁結びの象徴で、お使いとは少し性格が違うのです。傷ついた白兎を大国主大神が助けた神話にちなみ、縁結びの神さまの象徴として親しまれています。
  • 諏訪大社の蛇・蛙……はっきり「神使」と決まってはいません。元日に川から蛙を捕らえてお供えする「蛙狩神事」など、諏訪ならではの古い自然信仰と結びついた象徴です。
  • 白山比咩神社の神馬……女神さまが白山に登るとき乗るとされる神馬が、立派な木像として大切にされています。ただ「神使」と言い切るかは資料によって差があり、「神さまと馬の深いつながり」と受け止めるのが正確です。
  • 宮島(厳島神社)の鹿……古くから「神鹿」として尊ばれてきた歴史は本物です。ただ、今は鹿が増えて人里でトラブルになることもあり、行政が「餌をあげないで」と呼びかけています。信仰の気持ちは大切にしつつ、野生動物としてそっと見守るのが、今のつき合い方です。

お参りで神使を探すコツ

  • 入口の像をよく見る……狛犬かと思ったら、狐・猪・鼠・兎・狼だった、ということがあります。それがその社の神使のサインです。
  • 額(がく)の文字……八幡宮なら「八」の字が向かい鳩になっていないか、探してみましょう。
  • お守り・授与品……神使は、お守りやおみくじの意匠に必ずといっていいほど登場します。
  • 撫で牛・神馬舎……天神さまの撫で牛、白馬の像など、像を探すだけで、その社に伝わる物語が見えてきます。

復習用 一覧表

神使 神社 主祭神 社格・地位(例)
伏見稲荷大社(京都) 宇迦之御魂大神ほか五柱 式内社(名神大社)・二十二社上七社・稲荷神社の総本宮
宇佐神宮(大分) 八幡大神(応神天皇)ほか 八幡総本宮・式内社(名神大社)・豊前国一宮・勅祭社
石清水八幡宮(京都) 応神天皇ほか 二十二社上七社・勅祭社
鶴岡八幡宮(鎌倉) 応神天皇・比売神・神功皇后 源氏の氏神・旧国幣中社(現在は単立神社)
北野天満宮(京都) 菅原道真公 二十二社下八社・別表神社・天神信仰の中心
太宰府天満宮(福岡) 菅原道真公 別表神社・天神信仰の中心
鹿 春日大社(奈良) 武甕槌命ほか四柱 式内社(名神大社)・二十二社上七社・別表神社
鹿 鹿島神宮(茨城) 武甕槌大神 式内社(名神大社)・常陸国一宮・勅祭社
鹿 香取神宮(千葉) 経津主大神 式内社(名神大社)・下総国一宮・勅祭社
八咫烏 熊野本宮大社(和歌山) 家都美御子大神 式内社(名神大社)・旧官幣大社・熊野神社の総本宮
八咫烏 熊野速玉大社(和歌山) 熊野速玉大神ほか 式内社(名神大社)・旧官幣大社
八咫烏 熊野那智大社(和歌山) 熊野夫須美大神 旧官幣中社・別表神社
日吉大社(滋賀) 大己貴神・大山咋神 式内社(名神大社)・二十二社下八社・全国約三千八百社の総本宮
三峯神社(埼玉) 伊弉諾尊・伊弉册尊 旧県社・別表神社・秩父三社
武蔵御嶽神社(東京) 御嶽大神(櫛真智命ほか) 式内社の論社・単立神社
大神神社(奈良) 大物主大神 式内社(名神大社)・大和国一宮・二十二社中七社
蛇・龍 江島神社(神奈川) 宗像三女神(江島大神) 旧県社・別表神社・日本三大弁財天
護王神社(京都) 和気清麻呂公命・和気広虫姫命 旧別格官幣社・別表神社
大豊神社(京都) 少彦名命ほか 哲学の道沿いの古社
調神社(埼玉) 天照皇大神ほか 式内社の論社・旧県社
伊勢神宮(三重) 天照大御神・豊受大御神 全国の神社の本宗(社格を超えた別格)
兎(象徴) 出雲大社(島根) 大国主大神 式内社(名神大社)・出雲国一宮・別表神社
蛇・蛙(象徴) 諏訪大社(長野) 建御名方神・八坂刀売神 式内社(名神大社)・信濃国一宮・諏訪神社の総本社
神馬(象徴) 白山比咩神社(石川) 白山比咩大神(菊理媛尊) 式内社(小社)・加賀国一宮・白山神社の総本宮
鹿(象徴) 厳島神社(広島) 宗像三女神(市杵島姫命ほか) 式内社(名神大社)・安芸国一宮・世界文化遺産

まとめ4行

  • 神使(眷属)は「神さまのお使い」の動物で、狐・鳩・牛・鹿・八咫烏・猿・狼・蛇・猪・鼠・兎など、じつに多彩
  • お使いは神話・由来・土地の自然から生まれた存在で、入口を守る狛犬(門番)とは役割が違う。像が何の動物かを見るだけで、その社の信仰が見えてくる
  • 同じ有名社でも、稲荷の狐や日吉の神猿のように「公式のお使い」もあれば、出雲の兎や宮島の鹿のように「神話の象徴・古い信仰」にとどまるものもある
  • 社格はあくまで歴史的な枠組みで、優劣ではない。まずは近くの一社から、神使を探しながら、ゆっくりお参りしてみてください