
ポイント3行
- 約半年ぶりの新マップ「Riven Tides」が4月28日に登場、沿岸部を舞台にした全く新しい戦場が解放
- 武器エコノミーが大きく作り変えられ、低レアリティ武器ほど耐久度が早く減るようになりレジェンダリーは長持ちする方向に
- ベティーナが大幅強化、トリガー・グレネードとフォトエレクトリック・クロークは弱体化と、戦闘の常識が一気に変わるアップデート
ついに来ました、Riven Tides。
ステラ・モンティス追加から約半年、ずっと待っていた新マップがいよいよ実装されたわけですが、今回のv1.26.0は「初期エスカレーションロードマップ」を締めくくる集大成のアップデートになっていて、新マップ・新敵・新アイテムだけじゃなく、武器バランスや経済システムまで根本から見直されています。
今回は4月1日のホットフィックスから本日のRiven Tidesまで、約1か月分のパッチを全部まとめて、特にPvE目線でどう変わったかをじっくり書いていきます。
v1.26.0「Riven Tides」の最大の目玉、新マップを見ていく
新マップ「Riven Tides」はラストベルトの西海岸に位置する沿岸地帯です。設定としては「2度放棄された土地」で、最初はエクソダス(人類の脱出)のときに、2度目はファーストウェーブの生存者が居住地をARCに守りきれずに撤退した、という重い背景があります。
主要なランドマークは次のとおりです。
| ランドマーク | 特徴 |
|---|---|
| パノラマ・アズーロ | かつての高級リゾートホテル、屋上にバーがある |
| エクソダス・ポート | 巨大な造船所とドックヤード |
| ビーチバー / プールエリア | ウォーターパーク跡地 |
| スタッキングヤード | 縦方向の移動を活かしたコンテナ集積所、機械部品が豊富 |
特にスタッキングヤードは、コンテナが積み重なった構造になっているので、上下方向の戦闘が増えそうな雰囲気です。例えるなら、立体迷路の中で戦うような感覚で、相手がどこから撃ってくるか読みにくい場面が多くなりそうですね。
新マップコンディション「ビーチコーミング」が面白そう
Riven Tides専用のマイナーマップコンディションとして「ビーチコーミング」が追加されました。
これは「ドックマスターズ・ディテクター」という金属探知機のような道具を使って、砂浜に埋まっている戦利品を発掘する仕組みです。ただし、このディテクターは武器スロットを1つ占有するので、装備すると戦闘力は下がります。
しかも開発者によれば「開けた場所ほど良い戦利品が埋まっている」設計とのこと。つまり敵レイダーから丸見えの場所で発掘作業をする必要があるわけで、リスクとリターンのバランスがしっかり考えられています。例えば「絶対に襲われない安全地帯でぬくぬく稼ぐ」みたいなことはできず、常に周囲を警戒しながら作業する緊張感が味わえそうです。
新ARC「ARCタービン」、巨大な空飛ぶ脅威
今回追加された新ARC「ARCタービン」は、ラストベルトの上空を漂う巨大な浮遊型ARCです。
公式が「夕日に映えるシルエットは美しい」と書いているくらい巨大で、形は「空気入れアイスクリームコーン」のような感じ。通常時は穏やかにパトロールしているだけなんですが、攻撃すると「容赦のない防御能力」で反撃してくるとのこと。
カテゴリとしてはクイーンやマトリアークと同じ大型ARC枠に入ります。PvE的には「無視するか、それとも挑むか」という選択ができる新しいタイプのボスですね。倒したら良い報酬が得られるのか、それとも観賞用として楽しむのが正解なのか、これから検証していくのが楽しみです。
ただし注意点として、既知の問題で「リーパーがARCタービンを貫通してジャンプできる」というバグが残っています。タービンの上に登って戦おうとしても、リーパーが突き抜けてくる可能性があるので気をつけてください。
新アイテム4種、特に落下軽減系が便利そう
Riven Tidesでは4つの新アイテムが追加されました。
| アイテム名 | レア度 | カテゴリ | 効果 |
|---|---|---|---|
| パワード・ディセンダー | エピック | ガジェット | 落下ダメージ軽減 |
| クラッシュマット | アンコモン | 投擲物 | 落下ダメージ軽減(投擲設置) |
| ホワイトフラッグ | コモン | デプロイアブル | 非戦闘宣言用と思われる(要検証) |
| ドックマスターズ・ディテクター | コモン | ガジェット | ビーチコーミング用金属探知機 |
開発者が「100フィート(約30m)の高さからAからBへ移動するのが厳しい時のために、2つの新フォールミティゲーション(落下軽減)アイテムを用意した」と語っていて、新マップが縦方向に広いことを示唆しています。
ホワイトフラッグはまだ詳細不明ですが、名前からして「これ以上戦いたくない」という意思表示に使うアイテムでしょうか。実装の詳細はゲーム内で確認していきたいところです。
武器エコノミー全面再調整、ここが今回の最大の変更点
ここからが今回のアップデートの肝です。武器の経済バランスが根本から作り直されました。
開発者の言葉を要約すると「ヘビーPvPプレイヤーは武器が足りなくて困っている一方、穏便にプレイしている人は武器が余りすぎている」という不均衡を解消したい、とのこと。
新機能「アップグレード時の修理」
武器をアップグレードすると、最大耐久度の25%が自動的に修理されるようになりました。
これまでは「修理してからアップグレードするのは高すぎる」という声があり、アップグレード前に修理を諦めて使い捨てる人が多かったのですが、これでアップグレードする価値が大きく上がります。例えるなら、車を整備に出すと同時にちょっとパワーアップもしてくれる、みたいな感覚ですね。
武器スポーンの平均耐久度が下がった
スポーン時の武器の平均耐久度が「50→30」に下げられました。
そのうえで「外周部では耐久度15くらいの武器、施錠部屋では60くらいの武器」と、エリアによって武器の質に差をつける設計になりました。これによって、リスクを取って施錠部屋に突入する価値が高まります。
レアリティごとに耐久度の減り方が変わった
ここが一番大きい変更です。
| レアリティ | 射撃時の耐久度減少 |
|---|---|
| コモン | +75%(増加) |
| アンコモン | +50%(増加) |
| レア | +35%(増加) |
| エピック | -5%(減少) |
| レジェンダリー | -10%(減少) |
つまり、コモン武器(ケトル、ラトラー、フェロ、スティッチャー、ヘアピンなど)は本当に「使い捨て」武器になりました。少し撃ったらすぐ壊れます。一方でレジェンダリー武器は前より長持ちするので、いい武器を手に入れたら大事に使い続けられます。
これまでは「高ティア武器を手に入れても維持コストが高すぎてすぐ壊れる」という不満が大きかったので、これは方向性として歓迎できる変更だと思います。
ノックアウト時の武器耐久度減少を半減
ノックアウトされたプレイヤーの武器耐久度減少が「-30% → -15%」と半分になりました。これでヘビーPvPプレイヤーが武器を維持しやすくなります。
ベティーナが大幅強化、ついに本領発揮できるかも
エピックARの中で過小評価されがちだったベティーナが、今回大きくバフされました。
| 項目 | 変更内容 |
|---|---|
| ベース・ダメージ | 14 → 16(+14%) |
| ベース・ファイアレート | 285 → 235 RPM(-17.5%) |
| 散布度(ショットあたり) | 約40%減少 |
| 散布度回復時間 | 約30%改善 |
| ARC装甲へのダメージ | 約33%増加 |
ファイアレートは下がりましたが、その代わり1発あたりの威力と精度が大きく上がっています。さらに大型弾薬のスタックサイズが「40 → 60」と1.5倍になったので、長時間の戦闘や対ARC戦にも持ち込みやすくなりました。
特にARC装甲ダメージ+33%は、対ARCコンテンツで明確な強化ポイントです。ベティーナを「対ARC武器」として運用する選択肢が現実的になってきました。
フォトエレクトリック・クロークとトリガー・グレネードは弱体化
逆に弱体化された装備もあります。
フォトエレクトリック・クローク
- 重量:1 → 3(3倍に増加)
- 電力消費レート:2.5/秒 → 10/秒(4倍に増加)
電力消費が4倍になるので、発動可能時間が大幅に短縮されます。これまで「強すぎる」と言われ続けていた万能ステルスアイテムが、より「ここぞ」という場面で使う限定的な道具になります。
トリガー・グレネード
- 投擲後、次のアクションまで1秒のディレイ
- 起爆後、次のアクションまで1.3秒のディレイ
これによって、グレネードを連投スパムする戦術が実質的に使えなくなります。ちなみにv1.23.0では「トリガー・グレネードを2つ近接して起爆させると約3倍のダメージを与えてしまう」というバグも修正されているので、トリガー・グレネードは2段階にわたって調整されたことになります。
ARCの出現バランスも変わった
開発者が「コメットとファイアフライの追加で初心者向けセッションの難易度が上がりすぎた」と認めて、いくつかの調整が入りました。
- ダム戦場の通常セッションからコメットを完全削除
- ダム戦場のファイアフライ出現を大幅減少
- 埋もれた都市のコメット出現を減少
逆にヴェイパライザーは「より多くのマップとマップコンディションに追加」されました。コメット・ファイアフライ系の脅威を減らして、ヴェイパライザーで全体の緊張感を保つ、というバランスの取り方ですね。
新プロジェクト「エイビアン・アラーム」と新イベント「ラストリゾート」
新プロジェクト「エイビアン・アラーム」は、ハイゲインアンテナの後継です。Riven Tides沿岸のブイにケージを配備して鳥を捕獲する内容で、振動と大気変動を感知する即席セキュリティシステムを構築するという設定。
報酬には、ビーチコーミングに必要な「ドックマスターズ・ディテクター」が含まれているので、新マップを楽しむためにも早めに進めたいですね。他にもジェルパッチ、バードハウスのバックパックアタッチメント、フィスト・イン・エアのエモート、250レイダートークンが手に入ります。
新イベント「ラストリゾート」は揺らめく炎イベントの後継で、開催期間は2026年4月28日〜5月25日です。マップ各所に隠された5種類のシップモデル(ウィンドスプライト、トワイライトコンパス、ヴェロシティ、シレナ・ドラータ、レヴィアタンズ・クラウン)を集めるとメリットがもらえる仕組みになっています。
遠征ウィンドウが13日間に倍増、これは大きい
これは個人的にすごく嬉しい変更です。
遠征システムが完全リワークされて、保管庫価値ベースじゃなくなりました。さらに遠征ウィンドウが「6日間 → 13日間」と倍以上に延長されています。
これまでは「仕事や学校で忙しい週は遠征に間に合わなかった」という人が多かったと思いますが、13日間あれば余裕を持って参加できます。さらに「後発出発(Late Departure)」というオプションも追加されたので、スケジュールの柔軟性がかなり上がりました。
v1.22.1〜v1.25.0までのハイライト
Riven Tides本体じゃないけれど、ここまでに来た重要な変更も簡単にまとめておきます。
v1.22.1(4月1日 ホットフィックス)
Flashpointリリース直後の緊急修正。クラッシュ修正のみ。
v1.23.0(4月8日)
ヴァンガードセットがストアに追加。ロケッティアの戦闘警報音がヴェイパライザーの音になっていた問題を修正。トリガー・グレネードの3倍ダメージバグ修正。アセッサーが召喚したARCが長時間アイドルでデスポーンするように。
v1.24.0(4月14日)
Riven Tides前の最後の通常パッチ。ナスコストセットとスクラッピー・スペックルドセットが追加。包帯などのホールド使用アイテムが、クイックスロット切替時に勝手に使われるバグを修正。これは緊迫した戦闘中に包帯を消費してしまう、地味だけどストレスの大きいバグだったので修正されて本当に嬉しいです。
v1.25.0(4月21日 ホットフィックス)
PS5クラッシュ修正と、複製グリッチの修正。経済バランスを崩しかねない複製バグを、Riven Tides前にしっかり潰してくれました。
その他、地味に嬉しい修正たち
Riven Tidesではバグ修正もたくさん入っていて、その中から特にPvE的に効くものを紹介します。
- バスティオン、ボンバルディア、クイーン、マトリアークの脚関節と弱点へのエイムアシストが正常に機能するように
- ヴェイパライザーとARC偵察機のパトロール挙動を修正
- ダム戦場の複数のスタック箇所を修正
- 双眼鏡のズームレベルが機能しない問題を修正
- ジップラインで上から接続したときに落下ダメージや地面に押し込まれる問題を修正
- ヴィタスプレーの自他同時回復で回復速度が上がってしまうバグを修正
- ボイスチャットにノイズ抑制オプションを追加
- エモートが走りながら再生可能に
- サージコイルのツールチップ表示距離が10mに修正(以前は誤って75mと表示されていた)
特にエイムアシスト周りの修正は、対ARC戦が快適になる地味な改善です。
既知の問題、注意したいもの
Riven Tidesリリース時点で、以下の既知の問題が公式に発表されています。
- 「On the Radar」クエストがRiven Tidesで完了不可
- リーパーがARCタービンを貫通してジャンプ可能
- ラケッタ衣装のプロモ素材のカラーディテール一部欠落(後日修正予定)
- ファイアフライがアイドル後に消失して焼夷グレネードを落とす(v1.22.0から継続)
- 飛行ARCがアイドル状態でスタックすることがある(v1.22.0から継続)
特に「On the Radar」クエストが新マップで進められないのは、Riven Tidesでクエスト周回しようとしている人は注意が必要です。
PS5 Proユーザーに朗報、PSSR 2対応
技術面の話ですが、Riven TidesからPS5 Proで「PSSR 2(PlayStation Spectral Super Resolution 2)」アップスケーリングに対応しました。
これによって、より鮮明なグラフィックスとゴースト現象の低減が実現します。4月28日以降にPS5 Proユーザーには自動適用されるので、特に設定変更は不要です。コンソールで快適にプレイしたい人には嬉しい改善ですね。
まとめ4行
- v1.26.0 Riven Tidesは新マップ・新ARC「ARCタービン」・新マップコンディション「ビーチコーミング」と盛りだくさんで、まさに半年分の集大成
- 武器エコノミーが大きく見直されて、低レアリティ武器ほど早く壊れる代わりにレジェンダリー武器が長持ちする方向に
- ベティーナの大幅強化と大型弾薬スタック増加で、対ARC武器としての選択肢がぐっと広がった
- 遠征ウィンドウ13日間化と「後発出発」追加で、忙しい人でも遠征を楽しみやすい設計に変わったのが嬉しいポイント