
ポイント3行まとめ
- 装備、レベル、成長度によるマッチング分けは一切ない(YamatoN氏の検証等でも確認済み)
- デュオ・トリオでの出撃に「平和なマッチング」は存在せず、好戦的なロビーに固定される
- ソロで平和に交流したいなら、数試合「戦闘回避」を徹底することでマッチングが緩和される
【ARC Raiders】「ドンシュー」が通じない? それ、あなたの行動が原因かもしれません
こんにちは。ARC Raiders、楽しんでいますか? 私はリリースからどっぷりとハマり、気づけばプレイ時間は200時間を超えていました。
私のプレイスタイルは、基本的に「ソロで堂々と交流する」こと。 コソコソ隠れるのではなく、他のレイダーと遭遇したらまずは「Don't Shoot」のエモートを飛ばし、敵意がないことを全身でアピールする。ボイスチャットは使っていませんが、「ドンシュー」「サンキュー」のエモートだけで意外と意思疎通はできるものです。そうやって即席の協力関係を築いたり、お互いに不干渉で物資を分け合ったりする……そんな「平和的な交渉人」としてのロールプレイを楽しんでいます。
しかし、ある時を境に「急に話が通じない相手ばかりになった」と違和感を抱くようになりました。 それまでは「ドンシュー!(撃たないで!)」とアピールすれば多くのプレイヤーが銃を下ろしてくれたのに、出会い頭に問答無用で鉛弾を浴びせられるようになったのです。こちらの平和への呼びかけなど聞く耳持たず、全員が殺意の塊のような状態です。
きっかけは、友人とデュオやトリオを組んで遊んだことでした。パーティプレイだとどうしても戦闘が発生しやすくなり、その日はかなり激しい撃ち合いを繰り返しました。その後、またいつものようにソロで出撃したのですが……そこはもう、私の知っている「交渉の余地があるARC Raiders」ではありませんでした。
「もしかして、装備を強くしたから好戦的な人と当たるようになった?」 最初はそう思いました。しかし、200時間に及ぶプレイの中で検証を重ね、コミュニティの情報も照らし合わせた結果、「装備ではなく、直近の行動パターン(カルマ)」がマッチングに大きく影響しているという結論に至りました。
今回は、私が集めたデータと実体験をもとに、この「隠されたマッチングシステム」について解説します。
「装備」や「レベル」でのマッチングは存在しない
まず最初に、多くのプレイヤーが誤解している点について断言しておきます。
装備の強さ(ギアスコア)や、プレイヤーのレベル・成長度によるマッチング分けは行われていません。
これについては開発元のEmbark Studiosも公式にギアスコアベースのマッチングを否定しており、「現在の焦点はソロとデュオとトリオの分離のみ」と明言しています。 また、ストリーマーのYamatoN氏の検証などでも指摘されている通り、「レベルが上がったから敵が強くなった」「良い装備を着たから猛者と当たるようになった」というのはプレイヤーの思い込みであり、実際にはマッチングの基準になっていません。
つまり、現在の公式仕様としての分離ルールは以下の通りシンプルです。
- ソロはソロ同士
- デュオはデュオ同士
- トリオはトリオ同士
しかし、私の体験した「急激な民度の変化」は、単なるパーティサイズの違いだけでは説明がつきません。そこで浮上するのが「行動ベースのマッチング」です。
「行動ベース」マッチングの検証結果
私が実際に200時間プレイし、さらに検証用のアカウントでの挙動も含めて観察した結果、ある明確な法則が見えてきました。それは「直近数試合の行動が、次のロビーの質を決める」というものです。
具体的には、以下のような挙動が確認できました。
- 好戦的なプレイの後の変化 ソロプレイ時において、直近3〜5試合連続で銃撃戦を積極的に行い、キル数を稼ぐと、次のマッチから明らかに「交渉決裂」前提のロビーに放り込まれます。ここでは「Don't Shoot」は命取りになります。
- 平和的なプレイによる緩和 逆に、敵対的なロビーに入ってしまった後、3〜5試合連続で「Don't Shoot」エモートを使い続け、こちらからは撃たない姿勢を貫く(あるいはARCに倒されるなど)と、約7割の確率で再び「友好的なプレイヤーが多いロビー」に戻ることができました。
このことから、システム側で「プレイヤーの攻撃性」をスコア化し、似たような攻撃性を持つプレイヤー同士をマッチングさせている可能性が非常に高いと言えます。
私の観測範囲でのデータを表にまとめてみました。
| プレイスタイル・条件 | マッチング結果の傾向 |
|---|---|
| ソロ専・攻撃アクションなし | 95%の試合で友好的なプレイヤーと遭遇。エモートでの挨拶や協力が成立しやすい。 |
| デュオ/トリオで戦闘後、ソロ復帰 | 明らかに敵対的ロビーへ変化。問答無用の銃撃戦が増え、交渉が通じなくなる。 |
| 銃撃戦主体でプレイ継続 | ほぼ全試合が敵対的環境に固定される。 |
| 「撃たないで」エモートを多用 | 数試合後に友好的なロビーへ戻る傾向あり。 |
【重要】デュオ・トリオに「平和な世界」はない
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。今回お話ししている「行動によるマッチングの変化(平和なロビーへの誘導)」が適用されるのは、あくまでソロプレイ時のみである可能性が高いという点です。
デュオとトリオのマッチングに関しては、非好戦的なマッチングは存在しません。
パーティを組んで出撃する場合、相手も同様にパーティを組んでいることがほとんどです。パーティー単位で動いているプレイヤーたちは基本的に好戦的であり、PvPによる物資奪取を前提に動いています。
そのため、いくらあなたが「平和的にいこう、ドンシュー!」とエモートを送っても、デュオやトリオのロビーではカモにされて撃たれるのがオチです。「平和的な交渉」が成立するのはソロの世界だけだと割り切ってください。
なぜこのようなシステムなのか
公式には明言されていませんが、このシステムが存在する理由は明白です。
- コミュニティの分断を防ぐため: ガチガチのPvP勢と、交流を楽しみたいPvE勢が同じマッチにいると、PvE勢が一方的に狩られて辞めてしまいます。これを防ぐための「住み分け」です。
- Tarkovのスカブカルマのような抑制: 無差別な攻撃に対するペナルティ(あるいは隔離)として機能させ、無用な殺生を減らす意図があるのかもしれません。
平和な世界に戻るための対策
もし、あなたがソロプレイ中に「最近、ドンシューが全く通じない」と嘆いているなら、それはあなたのカリスマ性が落ちたからではなく、直近の数試合で(パーティプレイなどで)「暴れすぎた」ことが原因かもしれません。
その場合は、以下の方法を試してみてください。
- 徹底して戦闘を避ける・撃ち返さない(3〜5試合) 敵を見かけてもこちらからは撃たない。「Don't Shoot」エモートを堂々と使い、システムに「私は平和的なレイダーです」とアピールする期間を作ります。撃たれて死んでも、撃ち返さずに次のマッチへ行くくらいの覚悟が必要です。
- ARCにわざと倒される PvPで死亡するのではなく、PvE要素で死亡することで、内部レートのようなものが「PvE適正」に寄る可能性があります。
- アンケートを活用する マッチ終了後の顔文字アンケートで、PvPで倒されたときに「不満(悲しい顔)」を表明し続けると、ロビーが緩和される傾向も報告されています。
まとめ
ARC Raidersのマッチングは、装備やレベルに依存するものではなく、「あなたのプレイスタイルを鏡のように映し出すシステム」である可能性が高いです。
- 装備・レベル・成長度によるマッチング分けはない。
- デュオ・トリオには「非好戦的なマッチング」は存在せず、常に修羅場である。
- ソロで平和に交流したいなら、数試合「非戦」を貫くことでロビーの質をリセットできる。
200時間プレイしてわかったのは、このゲームはただ撃ち合うだけでなく、マッチングシステムそのものとも駆け引きが必要だということです。「ソロだと平和だったのに、友達と遊んだ後だけ世界が殺伐とする」現象に悩んでいた方、ぜひこの「行動パターンのリセット」を試してみてください。またあの「ドンシュー!」が通じる優しい世界が戻ってくるはずです。