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- 2025年の最新ベンチマークでMcAfeeが“最軽量No.1”に躍進。Impact Score 2.6で首位、ESETは9.5。
- テストは**Windows 11・普及構成(Core i3/8GB RAM/SSD)**で実施。日常動作やゲーム負荷を直に反映する設計。
- 「軽さ=ESET」時代は終焉。ゲーミング用途でも今選ぶべきはMcAfee。
「ESETが一番軽い」という常識は2025年で更新された
長年「ウイルス対策ソフトはESETが軽い」と言われてきました。 しかし、2025年4月の独立機関AV-Comparativesによる最新Performance Testでは、McAfeeがImpact Score 2.6でトップに。ESETは9.5と依然良好ですが、軽さで一歩劣後する形となりました。
つまり、軽さでESETを選ぶ時代は終わり、McAfeeが新たな選択肢として浮上したのです。
どうやって計測しているのか?
AV-Comparativesのテストは、単なる起動速度だけではなく実際の使用感に直結する日常操作を網羅。
- ファイルコピー
- 圧縮/解凍
- アプリのインストール
- アプリの起動(初回・再起動時)
- ダウンロード
- Web閲覧
- UL Procyon(Office作業系ベンチ)
これらをWindows 11(64bit)・Core i3・8GB RAM・SSDという“普及構成”で測定。 つまり、ゲーミングPCの下限~ミドル層に近く、バックグラウンドの軽さがゲーム中の体感安定に直結する環境での検証です。
2025年4月版「軽さ」ランキング(Impact Score)
※数値が小さいほど軽い
| 順位 | 製品 | Impact Score |
|---|---|---|
| 1 | McAfee | 2.6 |
| 2 | Avast / AVG | 3.8 |
| 3 | Norton | 4.6 |
| 4 | Panda | 4.8 |
| 5 | Kaspersky | 7.5 |
| 6 | K7 | 9.4 |
| 7 | ESET | 9.5 |
| 8 | Trend Micro | 12.8 |
| 9 | Microsoft Defender | 13.5 |
| 10 | Quick Heal | 14.4 |
出典:AV-Comparatives Performance Test April 2025
注:ESETは多くのテスト項目で「Very Fast」を獲得し、依然“軽量級”。ただし総合的な常時負荷指標=Impact ScoreではMcAfeeが突出して軽い結果に。
ASCII.jpでも「平均13.8に対して2.6」と解説
ASCII.jpの記事(※マカフィー提供)でも、 業界平均13.8に対してMcAfeeは2.6と紹介されています。プロモーション要素はあるものの、元となるデータはAV-Comparativesの公的検証であり、信頼性は高いといえます。
なぜ“軽さ”がゲーミングに重要なのか?
- CPU/ストレージ競合の抑制 セキュリティソフトのスキャンや更新処理が軽いほど、ゲーム描画やロードと競合せずカクつきやロード延長を回避。
- バックグラウンド負荷の低減 AV-Comparativesは“常時の軽さ”を評価しているため、プレイ中の安定性と直結する。
- 普及構成での実測 Core i3/8GB RAM構成で差が出ている=ゲーミング中でも差が体感されやすい。
実際にユーザーがやるべき工夫
McAfeeの軽さを活かすために、ユーザー側ができるのは主にWindowsの設定と運用です。
- Windows 11の「ゲームモード」をON バックグラウンド更新を抑え、ゲームにリソースを集中。
- スケジュールスキャンを就寝中に設定 ゲーム中のストレージ競合を避ける。